最新CD『ニッポン放送「新日鉄コンサート」シリーズ 安川加壽子のシューマン』(キングインターナショナル)

超貴重!安川加壽子の「謝肉祭」の音源が残っていた!
彼女唯一の録音となるシューマンの「謝肉祭」とピアノ五重奏曲というのが驚き。安川加壽子は生後1歳で家族と渡仏、パリ音楽院でラザール・レヴィに師事。
1939年に帰国後は演奏活動と教育活動で日本のピアノ音楽界に多大な貢献をしました。偉大な業績のわりに現時点でその芸術を味わえる音源は多くありません。
シューマンの名作2篇は、40代の安川の若々しさみなぎる推進力に圧倒され感動させられます。(キングインターナショナル)
CD画像提供:安川加壽子記念資料室 他

最新CD『ニッポン放送「新日鉄コンサート」シリーズ ニッポン放送「新日鉄コンサート」シリーズ - 安川加壽子のショパン、ドビュッシー』(キングインターナショナル)

物凄い指回りと説得力。安川加壽子の絶品ショパンとドビュッシー
安川加壽子は広いレパートリーを持っていましたが、とりわけショパンとドビュッシーは絶品とされ彼女のトレードマークの感がありました。それを貴重なライヴで体験できます。
まず驚かされるのはショパン作品のテンポの速さ。フランス風なエレガンスのイメージから想像できない驚異的な指回りと情熱で激しい演奏を聴かせてくれます。ショパン演奏についての語りも貴重です。
モーツァルトも美演。あまり聴く機会のない「変奏曲イ長調K.anh137」は名作クラリネット五重奏曲の終楽章のピアノ版。愉悦感に満ちた味わい深いひとときを堪能できます。(キングインターナショナル)
CD画像提供:安川加壽子記念資料室 他

最新書籍『青柳いづみこ編 蘇る、安川加壽子の「ことば」』(音楽之友社)

2022年安川加壽子生誕100年にあたり、偉大なピアニストであり教育者であった安川加壽子のインタビュー記事や執筆記事を集めた1冊。
演奏者として、指導者として、戦後日本の音楽界を牽引してきた彼女から発せられる率直な「ことば」を収載。
音楽においても、家庭においても、人付き合いにおいても、どのような信念のもとにその美学を貫いていったのか、興味深いエピソードも満載。
『メトードローズ』をはじめとする数々のピアノ教本や曲集の狙いを読み解くにも大いにヒントになるメッセージが随所に見られる。
愛弟子の一人、青柳いづみこ氏による各章に付されたコラムで、当時の背景を踏まえながらより理解を深くすることができる。(音楽之友社)
画像提供:安川加壽子記念資料室 他

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