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2026.02.27

〈安川加壽子の時代.7~9〉

安川加壽子画像資料より

 

7.

(1)

1歳11カ月

 

(2)

推定5歳・日付なし

 

(3)

段飾り・日付なし

 

8.

(1)

「雛祭」推定5歳

 

(2)

「3月3日雛祭り」・日付なし

 

9.

日付・場所不明

 

戦火により数少ないパリ時代の写真のなかで「お人形さん」と写るものが目をひきます。後年安川は、子どものころ人形の専門誌があり、ファッションでは季節のコレクション広告まで出ていた。着せ替え遊びが好きだった、と語っています。ある年の雛壇もにぎやかで楽し気です。

 

母はフランスと母国・日本を始め様々な由来のお人形とミニチュアを集め、パリでも欠かさず「雛祭り」をしたようです。後の安川が多様な人形や小物を好んで飾ったのも、こうした母の影響が感じられます。

 

大正2~10年に単身アメリカ留学し、加壽子も明治の気骨ある女性だったと評した母・草間世良(せら)。
当時英・独・仏語をこなし、ファッションの都パリでも母娘の服はお手製。生涯加壽子の活動や生活をサポートしながら、80歳を過ぎてスペイン語・ロシア語・中国語を学習、賓客と交流しました。

 

ご遺族や門下生は、魅力的で心優しい人物だったと証言しています。